608号(2020.04.08)

2019年度冬灯油(9月30日~4月24日)の価格について以下のように決定しました

1.2019年度冬の生協灯油精算価格を以下のように決定し、1㍑当り税込1.2円(18㍑1缶22円)の割戻しを行います。

【暫定価格】
対象期間   9月30日(月)~1月24日(金) 1月25日(土)~2月9日(日) 2月10日~3月22日  3月23日(月) ~4月24日 
 1缶18㍑  1㍑  1缶18㍑  1㍑  1缶18㍑    1㍑ 1缶18㍑   1㍑
お任せ価格(税込) 1,674円 93.0円 1,782円 99.0円 1,692円 94.0円 1,422円   79.0円
個缶価格(税込) 1,692円 94.0円 1,800円  100.0円 1,710円 95.0円 1,440円  80.0円

【割戻し後の価格
※1缶(18㍑)価格は小数点一位を四捨五入しています。
対象期間   9月30日(月)~1月24日(金) 1月25日(土)~2月9日(日) 2月10日~3月22日  3月23日(月) ~4月24日 
 1缶18㍑  1㍑  1缶18㍑  1㍑  1缶18㍑    1㍑ 1缶18㍑   1㍑
お任せ価格(税込) 1,652円 91.8円 1,760円 97.8円 1,670円 92.8円 1,400円  77.8円
個缶価格(税込) 1,670円 92.8円 1,778円 98.8円 1,688円 93.8円 1,418円  78.8円

①「シーズン通し平均価格」は、1㍑当り92.93円18㍑1缶1,673円です。
②シーズン中に500㍑以上利用された方は精算価格より、さらに1㍑当り平均0.64円の「総量値引き」を行います。総量値引き後の「シーズン通し平均価格」は1㍑当り92.29円・181缶1,661円です。

2.宮城県生協連は県内各生協と組合員の運動によって、以下の点を実現しました。

  1. 2019年度精算平均通し価格(お任せ・個缶)18㍑1缶1,661円は、県生協連灯油モニター64店調べの平均通し価格1缶1,740円より1缶当り79円安い結果となり、総額約1億547万円の家計支出削減に貢献できました。
  2. 資源エネルギー庁公表の平均通し価格1缶1,728円より1缶当り67円安い結果となり、総額約8,890万円の家計支出削減に貢献できました。
  3. 『安心』『便利』生協灯油の利用結集のため、みやぎ生協の委員会・集い・広報誌「ラクミー」、請求書、ホームページ、灯油配達員チラシ配布、店頭ポスターでの案内を行いました。
  4. 家庭用エネルギー学習会や灯油モニター説明会を開催し、生協灯油の利用を呼びかけました。
  5. 灯油価格調査については、灯油モニター64人全員から5年連続で報告をいただきました。
  6. 要請行動・学習会を実施しました。
9月25日(水)灯油モニター説明会開催、10月23日(水)家庭用エネルギー学習会開催、11月20日(水)東北経済産業局主催『2019年度東北地方石油懇談会』に参加、11月28日(木)東北6県連で東北経済産業局に家庭用灯油に関する要請行動を実施、12月26日(木)宮城県に家庭用灯油に関する要請行動を実施※石油元売りへの要請行動は、石油業界の統合・合併に伴い実施しませんでした


2020年度夏の生協灯油暫定価格を決定

1.今夏の配達灯油暫定価格(税込)は、以下の通りとします。

1リットル83.0円・1缶181,494円 ※夏灯油価格はお任せ給油のみとなります。

(梅雨時までの個缶利用者はプラス1.0円の1リットル84.0円、1缶・18㍑当り1,512円となります)
※仕入価格の変動によって暫定価格を変更することがあります。

2.配達期間

2020年4月27日(月)~ 9月25日(金)  ※配達地域 県内全域(一部離島などを除く)

3.灯油価格の状況

(1)原油輸入価格・為替・国内卸価格については、6月まで新型コロナウィルスの影響が続くとの予測からほぼ同じ価格水準での動きと見ています。3月23日公表資源エネルギー庁配達灯油週次調査価格は、宮城県1,662円、福島県1,680円ですが、42日公表価格は大幅に下がることが予想されます。

【資源エネルギー庁公表配達灯油週次調査価格(20203月23日)】

 単位:円(税込) 青森  手     秋田 山形  福島  東北 局  
 1缶当り  1,523  1,563  1,662  1,525  1,612  1,680  1,587
 1㍑当り  84.61  86.83  92.33  84.72  89.56  93.33  88.17

(2)3月の中東原油価格は26ドル~50ドルと大きく動きました。原油先物価格は、5月から9月まで36ドル~39ドル(3月26日現在)の動きとなっており、夏灯油後半に向けて上昇の動きとなっています。【3月26日現在、中東原油価格は27.21ドル、2019年3月平均65.69ドル】

(3)3月の為替は103円~111円での動きで、今後も112円前後と見ています。326日現在111.77円、20183月平均111.17円】

(4)現在の原油価格は、新型コロナウィルスの影響による世界的経済の悪化、3月初めのOPEC減産決裂による、サウジアラビアやロシアの増産による価格競争の影響により暴落しています。なお、米国シェールオイルやロシアの原油価格は40ドル前後と見ているため、新型コロナウィルスの影響にもよりますが、この低価格が継続するとは考えられず5月以降は上昇すると見ています。

(5)現時点での5月原油価格の予測を、35ドル前後、為替は111円前後とみていますので、この範囲を越した場合は卸価格が上昇しますので、暫定価格を夏シーズン途中変更する場合もあります。

(6)夏灯油暫定価格が資源エネルギー庁公表価格より、加重平均価格で高くなった場合は、11月の請求書での割戻しの対応を行います。

 






     

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