669号(2023.03.31)

●2022年度冬灯油(9月26日~3月20日)の価格を決定しました

1.2022年度冬の生協配達灯油精算価格(3月20日まで分)を加重平均お任せ給油価格(税込)1㍑当り114.0円、118㍑2,052円といたします。メンバー(組合員)への割戻しはありません。

(1)2022年9月26日()から2023年3月20日(月)を1回目の割戻対象期間として精算を行います。

 決定価格(税込) 1㍑当たり114.0円  18㍑1缶2,052円

<暫定価格>
対象期間   2022年9月26日(月)~2023年3月20日(月)
単位:円 1缶18リットル  1リットル 
お任せ価格(税込) 2,052  114.0 
個缶価格(税込)  2,070  115.0 
<決定価格>
対象期間   2022年9月26日(月)~2023年3月20日(月)
単位:円 1缶18リットル  1リットル 
お任せ価格(税込) 2,052  114.0 
個缶価格(税込)  2,070  115.0 

(2)決定価格のご案内は43(月)から、みやぎ生協のHP・灯油納品書・宅配納品書で順次実施します。

(3)給油量に応じたボーナスポイント付与については、冬灯油配達期間終了後に実施します(期間累計500㍑以上給油の方対象に5月度でポイント付与します)。

2.理由

(1)お任せ給油の期間中加重平均価格は、1㍑当たり114.0円、1缶18㍑2,052円となりました。

(2)宮城県生協連の灯油モニター調査平均価格の期間加重平均価格は、1㍑当117.03円・1缶18㍑2,107円となり、お任せ給油決定価格の方が1㍑当り3.03円安い価格となりました。

(3)資源エネルギー庁公表宮城県平均価格の期間加重平均価格は、1㍑当り115.8円・1缶18㍑2,085円となり、こちらもお任せ給油決定価格の方が1㍑当り1.82円安い価格となりました。

<期間加重平均価格>
単位:円(税込)   1㍑当り 18㍑1缶 
生協「お任せ」平均価格 114.00 2,052
灯油モニター調査店平均価格  117.03 2,107
エネ庁公表宮城県平均価格   115.82 2,085
生協「お任せ」決定価格 114.00  2,052
生協「個缶」決定価格 115.00  2,070

(4)生協お任せ給油加重平均価格が、灯油モニター調査加重平均価格および資源エネルギー庁公表宮城県平均価格より安くなりましたので、割戻しはありません。

(5)2022年度冬灯油配達期間は20229月26日(月)~20234月28日(金)ですが、今回は2022年9月26日(月)~2023年3月20日(月)までに配達した分を1回目の精算期間とします。

(6)2回目の精算期間は2023年321日(火)~4月28日(金)とし、5月度に決定価格の提案を行います。

3.石油情勢について

(1)原油価格・為替の動きについて

2022年2月にロシアによるウクライナ軍事侵攻が始まったことで国際エネルギー情勢に多大な影響を及ぼし、大幅な価格高騰となりました。
②軍事侵攻は継続し、冬シーズンも原油価格は高騰、世界石油需要の不透明感、米国利上げ長期化懸念、ロシア制裁による影響等々が原油価格に反映し、80ドル100ドルの高値で推移しました。
③為替レートは円安基調ではじまり、冬シーズン中変動幅(150円~130円台)が大きく、円建て原油価格・卸価格に影響を与えました。
④冬灯油開始時より原油価格は9.14ドル、原油輸入価格は12.25円の値下がり、為替は7.75円の円高になりました。

(2)国内価格について

原油価格高騰および為替の影響を受け、シーズン通して高値で推移しました。政府の燃料油価格激変緩和策事業(※)があったことにより、1㍑当り約10円~40円の抑制効果があり、小売価格は一定の金額となりましたが、それでも2,000円を超える水準でした。

(※)燃料油価格激変緩和対策とは:
高騰している原油価格が経済回復の重荷にならないよう、石油元売・輸入事業者に価格上昇を抑える原資(補助金)を支給して、ガソリンや灯油などの小売価格の急騰を抑えることを目的としたものです。石油元売各社の卸価格を抑え、最終的に小売価格に反映させることで価格高騰を抑制しています。

4.利用動向について

(1)冬灯油シーズンの一世帯当たり利用数量は前年比93.7%となりました。寒波の影響で10月度(同115.3%12月度(同115.3%)は利用数量が伸びましたが、シーズン通しで見ると価格が高値で推移したことが数量減の一要因と考えられます。

(2)仙台市平均気温前年差は、10月▲0.3度、12月▲0.5度と寒さが厳しく利用数量に反映した一方、11月+0.8度、1月+1.1度と前年より気温が高く推移したことで数量減要因につながっています。

(3)新規登録者についてはこれまでの折込チラシ等による紙媒体訴求に加え、WEB上での新規登録申込が前進しました。特に冬シーズン突入時期に合わせ各種媒体を集中させることで登録件数が大きく伸長しました。

(4)国内の製品在庫量は冬灯油開始当初、前年より少ない在庫数量となっていましが、2022年年末以降、全国的に需要が減り、前年を超えた在庫数量を保持しています。灯油発注から汲み上げ所(地下タンク)までのローリー輸送、メンバー(組合員)への配送まで安定的に灯油をお届けすることができました。

 

 

    

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