県連速報
第488号(2016.04.14)

●環境生活部消費生活・文化課の人事異動

宮城県環境生活部で、41日付で人事異動がありましたのでお知らせいたします。   
消費者相談専門監  小山 昌宏さん (宮城県消費生活センター)  
副参事兼課長補佐(総括担当) 寺嶋 智さん  
課長補佐(消費者行政班長) 盛田 敏彦 さん
主幹(消費者行政班)  田村 和江さん  生協担当

●4月14日(木)県政記者会にて、宮城県生協連の家計モニターによる【2015年家計調査のまとめ】と【2015年消費税しらべ】についての記者発表を行いました

はじめに、加藤房子県連常務理事が、生協の家計簿を使った家計モニター登録218世帯による家計調査の概要と、2015年(1~12月)の特徴について、「通年で8%の消費税が消費を冷え込ませ、消費税8%、食料品の値上がりのなかでも消費支出を減らし、収入が増えないなかでも貯蓄を増やしていること、収入が増えないが、税金・社会保険料は右肩上がりで、手取り収入が減少している」と説明しました。

続いて、みやぎ生協家計担当事務局の佐藤啓子さんから、『くらしのひろば2015年』の集計結果について、「社会保険料の増加で手取り収入が減少するため、私的保険の見直しを行い節約している。消費税増税の影響により、大型家電や自動車の購入が控え、消費支出を抑えた」と説明しました。

「年間消費税しらべ」については、前年より46,235円増加し、すべての年代で増えており、特に年金世帯には大きな負担になっていると説明しました。  

私たちの暮らしは、社会と密接な関わりを持っており、税金や社会保障制度の変化や経済情勢の変化は、家庭にも大きな影響を及ぼします。暮らしを良くするためには、現状を把握することが重要です。収入を総支給額で把握して家計簿をつけることで、景気の動向や物価の動き、税金や社会保障制度が私たちの暮らしに密接な関わりがあることが実感できます。 今後も、暮らしの実情を分析し、発信していきます。

【取材マスコミ】 東北放送、東日本放送、宮城テレビ、河北新報、朝日新聞、読売新聞
  • 2015年くらしのひろば】集計結(PDF)
  • 【2015年年間消費税しらべ】集計結果(PDF)
 
記者発表の様子   

      



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