県連速報
529号(2017.10.03)

102日(月)平成29年度東北地方液化石油ガス懇談会が開催されました   

10月2日(月)TKP仙台カンファレンスセンターにて、平成29年度東北地方液化石油ガス懇談会が開催されました。
宮城県生協連の加藤房子常務理事が消費者委員として参加しました。  

東北経済産業局資源エネルギー環境部の瀧川利美部長からの開会挨拶後、資源エネルギー庁資源・燃料部石油流通課の目黒浩課長補佐が「LPガスが消費者から選択されるエネルギーとなるために~LPガス料金の透明化に向けた液石法省令等の改正、取引適正化ガイドラインの制定~」について説明しました。  
次に、関東東北産業保安監督部東北支部保安課の菅原達也課長補佐から「管内の液化石油ガス一般消費者等事故」についての報告があり、自治体からの報告として、宮城県、山形県、福島県から消費者からの相談・対応事例の内容、宮城県と秋田県から取引適正化に関する検査状況・今後の方針についてありました。  

その後、消費者委員と事業者委員との意見交換が行われました。
消費者委員からは、価格の透明性や料金の公表、保安などに関する質問・意見が出されました。加藤常務理事は、日生協の「わが家の電気・ガス料金しらべ」5月分報告書について説明し、「液石法省令等改正及び取引適正化ガイドライン」が施行されたが、アンケート調査の結果では、まだまだ契約時の書面が手元にないとの回答数が過半数の56%(保管してある43%)と、昨年8月調査から変わっていない状況であること、LPガス業界では各社の価格競争がなく価格の高止まりが起きているのではないかと発言しました。  

最後に、東北大学大学院経済学研究科の吉田浩教授からの総括がありました。
オブザーバーとして、日生協北海道・東北地連の井形貞祐事務局長、みやぎ生協エネルギー事業部の永沢秀行ガスセンター長、(株)コープエナジー東北の小川誠剛専務が参加しました。

実施主体  資源エネルギー庁資源・燃料部石油流通課、一般社団法人 エルピーガス振興センター
参加者 ◆消費者委員
青森県消費者協会(三澤英治常務理事)、岩手県地域婦人団体協議会(梶田佐知子事務局長)、宮城県消費者団体連絡協議会(玉手富美子副会長)、宮城県生協連(加藤房子常務理事)、秋田県地域婦人団体連絡協議会(小玉喜久子会長)、山形消費者連合会(高橋和子会長)、福島県婦人団体連合会(石川美知理事)
◆事業者委員
各県LPガス協会/青森県(三浦秀人専務理事)、岩手県(菊池寛専務理事)、宮城県(渡邉正博会長)、秋田県(木村繁会長)、山形県(鈴木浩司会長)、福島県(小西正光会長)
◆学識経験者
東北大学大学院経済学研究科吉田浩教授
◆自治体
宮城県総務部消防課(佐藤寿矢主事)、宮城県環境生活部消費生活・文化課(阿部信明課長補佐)、秋田県産業労働部資源エネルギー産業課(岸勉副主幹兼班長)、山形県環境エネルギー部危機管理・くらし安心局くらし安全課(鈴木寛子主査)、福島県生活環境部消費生活課(佐藤淳子主査)
◆経済産業省
資源エネルギー庁資源・燃料部石油流通課目黒浩課長補佐
◆東北経産局
資源エネルギー環境部(瀧川利美部長他5人) 関東東北産業保安監督部東北支部保安課(菅原達也課長補佐)

 



       
 

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